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工業用フィルム自動現像機 NDT S eco

NDT S eco ~エコシリーズ自動現像機~

NDT S ecoは最終排水中の銀含有量に関する厳しい基準をクリアした、環境に優しい自動現像機です。
 現像処理排水中の銀含有量を劇的に減少させる秘密は、定着を2槽にした“カスケード2段階定着システム”にあり、最終排水中の銀含有量はわずか約40mg/㎡です。今後ヨーロッパ規格で50mg/㎡以下と規定されることが考えられますが、NDT S ecoは十分にその基準を満たします。
NDT S ecoは補充液の使用量も少なく、経済的、エコロジーでエコノミーなフィルム現像を実現します。

カスケード2段階 定着システム

カスケード2段階定着システムは、残存する銀含有量を大幅に減少させる新発想のフィルム現像システムです。
 現像処理の仕組みは実にシンプルで、まず撮影済みフィルムを現像タンクで現像処理し、その後中間水洗タンクで現像液を洗い流します。中間洗浄を行うことで現像液が定着タンクに持ち込まれなくなり、定着タンクを常に最適な状態に保つことができます。また、中間洗浄には現像不良を防ぐ効果もあります。

 次にフィルムは定着タンクに送られ、1番目の定着タンクでほぼ100%残留銀を落とし、2番目の定着タンクで再度残留銀の除去を行います。定着補充液は2番目の定着タンクから1番目のタンクへと流れるため、定着液の補充によって2番目の定着タンクの銀が増えることはありません。また、水洗タンクにも銀が殆ど入りません。
 その他に、定着処理中に生じる銀の殆どは1番目の定着タンクからのオーバーフロー液に溶解するため、銀回収率か向上します。
 NDT S ecoの水洗水中の銀含有量は従来の現像機に比べ約15~25倍少なくなっています。


処理能力

処理時間は5分または8分に設定でき、フィルム処理量が多い場合も処理能力は変わりません。
処理サイクルを5分に設定した場合、1分間にフィルム51cm以上の処理が可能です。

処理サイクル

NDT S ecoには1.5分から12分までの7種類の処理サイクルがプログラムされています。これらの処理サイクルは標準サイクルとして簡単に選択・設定できます。
処理サイクルを設定すると、それに合わせて現像温度や定着温度、乾燥レベル、補充率などの諸条件が自動調整されます。
標準処理サイクルの他に、5分から12.5分の範囲を30秒単位で任意に設定することも可能です。
現像設定はパスワードを設定して保護することができます。

電子回路

NDT S ecoの電子回路は信頼性が高く、安定した操作を提供します。
温度、速度、補充量、乾燥などの設定は全てマイクロプロセッサー制御となっています。

 特長

 高画質処理

NDT S ecoは高画質現像処理が要求されるアプリケーションに最適です。
処理プロセスは全てマイクロプロセッサーで正確に制御され、使用環境に関わらず高画質で均一に仕上がります。
現像速度やフィルムの種類(ロール、シート)、フィルムサイズにも関わらず常に高画質現像が得られます。

 的確な補充量

処理液の補充はフィルムセンサーで制御しています。
フィルムを挿入するとフィルム検知センサーのローラーが回転し、フィルムの面積を測ります。
フィルム面積を計測することにより、長さだけの計測に比べより精密に処理薬品の補充量を管理し、補充を最低限に抑えます。

 低コスト

NDT S ecoでは補充液の量を的確に管理して処理薬品の使用量を抑えるため、現像にかかるコストも低減されます。
また、フィルム面積の計測を行うことで、水洗水の使用量が制御され、環境に対するメリットが向上します。
更に、NDT S ecoは、フィルム処理終了後に自動的にスタンバイ状態になり、電力消費をカットします。補充モーターの使用が少ないことや、フィルム乾燥処理に騒音の小さい赤外線方式を採用していることも省エネ対策となっています。
また、NDT S ecoには“ドライブサイクル”機能があり、スタンバイモード時にある一定の間隔で搬送ローラーが作動します。これによってエネルギー消費を最小限に抑え、現像機の寿命を延ばします。

   



       

製品仕様

下の表は標準値を示しています
 自動現像機
NDT S eco
 型式
5320/300
 電源
単相200V
本体
寸法
長さ(最長)

高さ(最大)
設置面積
162cm(ラック込み209cm)
71cm
123cm
71x111cm
重量 本体のみ
処理液含む
ラック
-現像
-中間水洗
-定着1
-定着2
-最終水洗
285kg
426kg
上部(kg)                 全体(kg)
35                         15.5
ー           3
3.5                        14.5
3.5                        12.5
3.5                        12.5
電気接続 電流 16A
電源 電圧・電流
周波数
最大電力
200V/20A
50/60Hz
3300W(フィルム搬送時)
乾燥 乾燥レベルステップ
標準設定
20
設定1(8分処理)
ノイズレベル フィルム搬送時
スタンバイ時
63dB
50dB
タンク容量 現像
定着1
定着2
最終水洗
41.5ℓ
41.5ℓ
29ℓ
29ℓ

下記は標準設定(8分処理)の場合の仕様です。
フィルム
現像時間
標準設定
エコ設定
範囲
8分/28℃
5分/29℃
1.5~12.5分
現像速度 標準設定
エコ設定
範囲
32cm/分
51cm/分
20.2~168.5cm/分
フィルム







水洗水/処理薬品
水洗水
標準消費量
使用可能フィルム



長さ
最小サイズ
処理能力


供給電磁弁
13ℓ /㎡
消費量範囲
水圧(最小/最大)
温度(最低)
Agfa NDT、その他
自動現像対応
工業用X線フィルム
最大43.2cm
最短12cm
6x12cm
6x12cm : 720枚/時間
35x43cm : 48枚/時間

3/4"

1~13ℓ /㎡
1~6bar
5℃
処理薬品 pH値
現像液(スタンダード)
現像液(エコタイプ)
定着液(スタンダード)
定着液(エコタイプ)
補充量(標準)

補充量(エコ)

補充量範囲
温度設定(デフォルト)
温度設定(エコ)
温度範囲
ウォームアップ18℃~28℃
6.5~8
G135+G135s(スターター液)
ecoDEV
G335
ecoFIX
現像液       900㎖ / ㎡
定着液       1200㎖ / ㎡
現像液       550㎖ / ㎡
定着液       700㎖ / ㎡
現像/定着   200~1500㎖ / ㎡
現像/定着   28℃
現像/定着   29℃
現像/定着   20~40℃
22分  


付属品&オプション

付属品

・遮光カバー     38KBT
・暗室パネル     39x91
・カートリッジ付き
 浄水フィルター   EM3YK
・処理液補充タンク
 30L, 2個セット
 (レベルセンサー付) 3779N
処理液補充タンク
 80L, 2個セット
 (レベルセンサー付) 3778L

オプション

・ケミカルミキサー
 50Hz             3U66F
・オートフィーダー
  50/60Hz           3677A
・ユニバーサルマガジン      368AJ
・フリップトップマガジン     3679E




キーワード

フィルム,自動現像機,自現機,AGFA,放射線透過検査,RT

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