二本のレーザ光を、被測定物へ照射し反射してきた散乱光に被測定物の速度情報が、光の波長変化という形で入っています。(レーザ光のドップラー効果)この波長変化から、非接触で速度測定や、長さを測定することができる装置です。
特長
・2点間の速度・速度差・変位差などを非接触で測定可能
・リアルタイム信号出力機能があり制御系との組合せで使用可能
・カラー液晶表示の採用で速度波形の表示が可能
主なセンサと速度測定範囲
センサ型式 | 焦点距離 | 測定範囲 | 主な用途 |
MODEL1522-1 | 100±4mm | -24~450m/min | 高分解能型 |
MODEL1522-2 | 200±8mm | -40~800m/min | 汎用測定用 |
MODEL1522-3 | 300±20mm | -78~1470m/min | 高速測定用 |
応用例
・紙、シート状の薄膜材速度測定、すべり測定及び速度同調制御のセンサ
・産業機械、プリンター、印刷機などのロール回転変動測定
・タービン、産業機器などに使用しているシャフトのねじり振動測定
・住宅外装材、アルミフレームなどの押し出し成型機の引き取り同調制御
・板材、パイプ材などの切断制御
・溶接時の溶接ワイヤー送り変動測定
キーワード
速度測定、速度変化、レーザ、同調、制御、振動、回転、住宅外装材
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