Sharck™は、炭素鋼のき裂検出用に特別に開発されたタンジェンシャルECA(TECA™)技術がベースになっています。表面開口したき裂の位置と長さを測定するだけではなく、7mm深さのき裂のサイジングも可能です。
さらに、Sharckを使用すると、表面処理や塗装除去をせずに、縦方向および横方向のき裂に対して、余盛、止端領域、熱影響部を同時にスキャンできます。
このアプリケーションの詳細については、Marc Grenierによるウェビナーをご覧ください。
強磁性パイプ、タンクなどの腐食検査
MFLパイプスキャンは、広範囲の直径(φ48mmからフラット)に対応しています。漏洩磁束オプションを使用すると、Reddy®の汎用性を十分に活用して、広範囲の腐食検査を迅速にスクリーニングできます。アレイセンサーにより広い検査領域と高い検出性能を得られます。リフトオフや厚い磁性体は、今や手の届くところにあります。
パッド型ECAプローブはあらゆる方向の形状変化に適応するため、溶接ビード、つなぎ目、熱影響部(HAZ)の検査に最適です。
プローブの設計により、最小限の表面処理で溶接部の0.5mmから1mm長さの表面きずを検出できます。
プローブの保護膜は耐摩耗性を持っています。
セミフレキシブルECAプローブは、タンク底板の曲率やその他の形状に適応でき、厚いアルミニウム/ステンレス鋼(厚さ6.35mm以上)を探傷するのに十分な浸透力を持っています。
それにより、板厚の僅か10%ほどの孔食や減肉などの腐食関連のきずを検出することができます。
Magnifi®ソフトウェアのバージョンの1つで、Reddyで採取したデータに対してPC上で高度な解析ができます。
Magnifi CPNは、Magnifi GOと同じグラフィカルインターフェースとなっているため、Magnifi GOよりも大きなモニターで解析を行うことができます。
これにより、解析作業者がPCでデータ解析を行っている間、Reddyは現場でのデータ採取に使用できます。
さらに、Magnifi CPNを使用すると、複数台の装置による検査を簡単に設定でき、ハードウェアを最大限に活用できます。
この試験は、MIL-STD-810規格、メソッド516.6、手順Ⅳに沿って行われました。
装置本体
チャンネル | 32、64、128(それぞれMFLオプション使用可能 |
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マルチプレクサ | SmartMUX™ |
データ採取/サンプリングレート | 最大50,000サンプル/秒 |
寸法(W x H x D) | 355 x 288 x 127mm |
重量 | 6.6kg |
ディスプレイ | ・10.4インチ ・無反射(ARコーティング) ・指紋防止(疎油性コーティング) ・3mmの化学強化ガラスカバー ・オプティカルボンディングLCDおよびタッチスクリーン ・パッシブブラックライト |
エンコーダ | 2軸、直交 |
I/O | Gigabit Ethernet、Wi-Fi™、Bluetooth®、HDMI、USB2.0(x3) |
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